ポセイドン・アドベンチャー(原題:The Poseidon Adventure)
2019年8月29日
いい映画は古くなっても色褪せない。
ニューイヤーズ・イブの夜、米国豪華客船ポセイドン号は、様々な人々の人生を乗せてアテネに向かっていた。しかし、その時海底地震が発生し、数分後船は大津波にのまれて転覆、一瞬のうちに数百名の生命を奪う大惨事となった……!
これもやはり、生存者が協力しあうところに素晴らしさがあり、それでも抗えないから、災害は恐ろしいなと心の底から思えるのである。
(ギャーギャーわめいてるだけの奴のプロトタイプみたいなのもいるが…)
天は自ら助くる者を助く
祈ってるだけでは何も解決しない、というのは昔から思ってることだが、本作でも「破天荒な神父の説教」として出てきた。
兄を失い、生きる気力を失っていた女性も、まわりの献身的な手助けがあってのことだが、自分の足で歩いて助かった。
自分を助けるのは最後には自分なのだ。
…で、最後まで何もしなかったのに生き延びる、「ディバイド」という真逆の胸糞映画がある。
もし興味があれば見てみてほしい。うんこだから。
同じパニック映画なのに、得るものが全然違うんだなぁ。
余談
船長はあのレスリー・ニールセンである。
コメディ映画のイメージしかないので、なんだか妙な具合である。
セプテントリオン
スーファミのゲームにポセイドン・アドベンチャーとそっくりなゲームがある。
これはこれで面白い。