ポセイドン・アドベンチャー(原題:The Poseidon Adventure)

いい映画は古くなっても色褪せない。

ニューイヤーズ・イブの夜、米国豪華客船ポセイドン号は、様々な人々の人生を乗せてアテネに向かっていた。しかし、その時海底地震が発生し、数分後船は大津波にのまれて転覆、一瞬のうちに数百名の生命を奪う大惨事となった……!

これもやはり、生存者が協力しあうところに素晴らしさがあり、それでも抗えないから、災害は恐ろしいなと心の底から思えるのである。
(ギャーギャーわめいてるだけの奴のプロトタイプみたいなのもいるが…)

天は自ら助くる者を助く

祈ってるだけでは何も解決しない、というのは昔から思ってることだが、本作でも「破天荒な神父の説教」として出てきた。
兄を失い、生きる気力を失っていた女性も、まわりの献身的な手助けがあってのことだが、自分の足で歩いて助かった。
自分を助けるのは最後には自分なのだ。

…で、最後まで何もしなかったのに生き延びる、「ディバイド」という真逆の胸糞映画がある。

もし興味があれば見てみてほしい。うんこだから。
同じパニック映画なのに、得るものが全然違うんだなぁ。

余談

船長はあのレスリー・ニールセンである。
コメディ映画のイメージしかないので、なんだか妙な具合である。

セプテントリオン

スーファミのゲームにポセイドン・アドベンチャーとそっくりなゲームがある。
これはこれで面白い。

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