テナガエビのシーズン到来!
仕事帰りに川を覗き込む。
おー、おるわ!
今年は5月にしては肌寒いからまだ早いかと思ったけど、今年もテナガエビたちは元気なようです!!!
というわけで、釣具をメンテして翌日出撃しました。
ベストシーズンは6月からだろうけど、なかなかいい釣りができました!!!
タックル紹介
竿
何種類か釣り方がありますが、ぼくのやり方では足元を釣るので、短めの延べ竿(タナゴ用など)がベストです。
120cmがちょうどしっくりくる感じです。これ以上長いと取り回しが面倒くさいのです。どうせ遠くには振り込まないし。
この4本継の延べ竿は仕舞寸法40cm以下で、カバンに入る大きさです。一方、短い竿で継数が多いために、先端の継部分はかなりの細さで、仕舞うのが結構めんどうくさいのです。(上手にしまわないと折れたりします!)
こちらは2本継モデル。仕舞寸法が100cmになりますが、仕舞うときのトラブルはまずありません。底をコンコンとやればすんなり仕舞えます。クルマで移動する人など、収納場所が確保できるなら、こちらがおすすめです。
仕掛け
タナゴの仕掛けが手に入りやすくおすすめです。針の大きさ、ウキの調整もちょうどいいです。
仕掛けは自分で作るという人もいますが、細い糸で小さな仕掛けを作るのは面倒くさすぎるので、ぼくは既存仕掛けを使ってフットワークを軽くしています。
だって材料費と作る時間考えたら、全然高くないでしょこれ…。
で、この仕掛全体の長さは210cmあって長すぎるので、竿と同じくらいの長さになるように切って、竿に結びつけます。
これは動画で見るのが一番だと思うので、釣具のまるきんさんの動画をはっつけときます。
これだけでも結構大変なのに、仕掛けなんざ作れないよ(ヽ´ω`)
これに替え用の針があれば安心です。タナゴ用の針がいいです。テナガエビ用の針がもちろんいいですが、釣具屋さんに置いてないことが多いし、ちょっと高い気がします。
これにガン玉を打って、ウキごとスッと沈み込むように仕掛けを作ります。ここ重要。
もういちどエビのようすを見てみましょう!
ここに仕掛けを落として釣るわけなので、「しっかり沈んでくれて」「ドスンと衝撃がない」ちょうどいいバランスに仕上げるのがポイントです。
ぼくの場合、これにガン玉を打つとピッタリなのです。ガン玉は針の少し上に打ちます。
そうそう、針のカエシは潰しておくといいです。エビから外すとき、モタついたり、口のあたりをケガさせるとあっという間に弱って星になってしまいます。
餌
経験上、ミミズ・アカサシがベストですが、それらを食ったエビを食うというのが気持ち悪いので、ぼくはカニカマを使っています。
ミミズ・アカサシは高いし、どうせ大量に余って持て余すというデメリットもあります。カニカマならどこでも手に入るし、1パック100円くらいでしょう。それでも半分も使わないと思います。
餌はしっかり目につけます。エビはエサを強奪して安全な場所に移動してから食べ始めるのですが、このときハズれないくらいの強度である必要があります。チョン掛けだと途中で取れちゃうことが多いです。カニカマの繊維を縫うように針で刺し通す感じがいいと思います。
釣り方
時間帯は夜です。夕方もいいですが、日が落ちてから活発になります。ライトを直接当てるとエビが動くので、居場所をさがすのは難しくありません。
エビが見えていればその近くに、見えていなければ石やアシの影あたりに「スッ…」と仕掛けを投入します。エビに「気付かせる」のがポイントです。うまくいくとススっと寄ってきてエサを掴み、安全な場所まで移動してからモリモリ食べ始めます。
この時ウキが動くわけですが、ここで合わせたらすっぽぬけます。まだ針がかかってないので当然です。ゆっくり30秒くらい待ってから仕掛けを持ち上げると、エビはエサが逃げる!と思ってバックダッシュを敢行→針がかりする、というわけです。
ウキが沈んでから30秒待つというのは、なかなかに長く感じます。ぼくは次のエビを探してから仕掛けを上げるようなイメージでやってます。
食べ方
そのまま食うと臭いので、最低でも一晩、泥抜きします。きれいな水に入れ替え、エアレーションして生かしておきます。フタしとかないと逃げてえらいことになります。
泥抜きできたらボウルに放り込んで料理酒をかけます。暴れるのでフタ必須。グッタリしたらさっと洗って(ケガに注意)、片栗粉をかるくまぶしてカラッと揚げれば素揚げの完成。
食べる直前に塩をまぶすと最高です!
その他、アヒージョにしてもいいです。
その他、あると便利なもの
活かしたまま持って帰るので、電池式のブクブクがあるといいです。
忘れてた、LEDライトがないと釣りになりません。
あと、針を外すのにピンセットがあると楽です。こういうのはほかの釣りにも使えるし、準備しておくのをおすすめしておきます。